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東京為替見通し=ドル円はレンジ取引か、豪からは本日も重要経済指標の発表

 NY外国為替市場でドル円は、時間外のダウ先物や日経平均先物の上昇を手掛かりに円売り・ドル買いがじわりと強まった。
 5時30分過ぎに一時113.24円と日通し高値を付けた。市場では「国民追悼の日で米株式・債券市場が休場となるなか、ポジション調整目的の円売り・ドル買いが出た」との指摘があった。
 ユーロドルは、ブッシュ元米大統領の追悼日で米株式・債券市場が休場で市場参加者が少なく、大きな方向感は出なかった。22時30分過ぎに一時1.1361ドルと日通し高値を付けたものの、24時過ぎには1.1311ドルと日通し安値を更新。そのあとは1.13ドル台半ばまで再び強含んでいる。
 カナダ銀行(カナダ中央銀行、BOC)は、政策金利を現行の1.75%に据え置くことを決めたと発表。市場の予想通りの結果となった。
 声明では「インフレ目標を達成するため政策金利を中立レンジまで引き上げる必要」との見解を示した一方、「貿易摩擦が世界の需要の重しとなる兆しがある」「CPIは目標の2%を上回っているものの、ガソリン価格の下落でこの先は想定以上に和らぐと予想」と指摘し、利上げペースを巡り慎重さが増す可能性を示唆した。
 声明を受けて米ドルカナダドルは1.3400カナダドルと昨年6月12日以来の米ドル高・カナダドル安水準を付けた。また、カナダドル円は84.47円と9月11日以来の安値を付けた。
 本日の東京市場のドル円はレンジの中での上下に終始するか。昨日は112-114円のレンジ取引を決めている市場参加者にとっては買い水準ということもあって、ドル円は112円半ばから113円台まで戻した。
 本日もニュースなどが流れ相場が動いた場合も下落局面では買い、上昇局面では売りが出ることで当面はレンジから抜け出せそうもない。
 ドル売り要因としては、昨日はジョージ・H・W・ブッシュ元米大統領の「追悼の日」で米株式市場は休場だったが、欧州株が商いは低調だったものの全面安となったこともあり、株価の弱さが上値を抑えるだろう。
 ドル買い要因としては、年末・年始が近づいていることもあって、ドルファンディングの必要性が出始めていることがあげられる。また、本日は東京時間の午前にクオールズ米連邦準備理事会(FRB)副議長の講演が予定されていることもあり、発言には警戒したい。
 ドル円以外では、週初からボラタイルに動いている豪ドルの動きには警戒が必要か。昨日の7-9月期の国内総生産(GDP)が市場予想より大幅に弱い結果となったが、本日は10月の貿易収支、小売売上高が発表される。昨日に引き続き弱い結果となった場合は、売りの反応が大きくなりそうだ。
 欧州通貨は、ユーロは小動きか。イタリア政府は来週までに新たな2019年度予算案を欧州委員会に提出することで、結果が先延ばしになった。本日もイタリア政権の閣僚の発言で上下することもあるだろうが、市場はポピュリスト政権のそれぞれの閣僚の都合の良い発言に食傷気味のため動きは限られるか。
 一方、英国の議会はブレグジットへの対応で混迷を深めている。英FT100は約8カ月ぶりの安値をつけている。当面は袋小路から抜け出すこともできないため、ポンドの上値は限定的になるだろう。
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