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NY為替見通し= 指標公表などこなし株価が底堅さ維持できれば、米政権の強硬的な外交姿勢回避につながる

 NYタイムは、NY連銀公表の4月製造業景気指数の発表が予定されている。市場は約2年ぶりの低水準だった3月の3.7から、6.7程度への改善を予想。米景況の主要先行指標の1つとされる同指数の強弱が、市場のリスクセンチメントを左右するだろう。
 予想通りの改善となっても、昨年11月時点まで21.4と堅調だった同指数の急激な悪化を全てリカバリーするほどではない。強すぎない状況の範囲での改善なら、米金融政策に対するハト派な思惑は損われない。米株ほか株式市場のプラスとなる。
 株価が底堅く推移すれば、ドル円はリスク選好の円売りが期待できる。加えて、株価が堅調なら、米政権による外交政策もヒステリックで攻撃的なものになりにくいだろう。
 「トランプ米大統領が理解できそうな指標は株価だけ」(シンクタンク系エコノミスト)とかうような声を聞くこともある。米株が堅調なら、中国との話し合いだけで多くの時間を費やした現政権が、他国への攻撃に注力する可能性をより低下させる。
 13日、ムニューシン米財務長官が日米通商協議で「為替条項」について話し合う意向を示したため注意は必要だが、警戒感が円安をある程度抑制すれば、米政権は実際に強硬な態度を取らなくても、回避したいドル高を抑えられる。
 そうした流れのなかであれば、ドル円はやや上値が重くなっても、急落を避けられるだろう。

・想定レンジ上限
 ドル円の上値のめどは、昨年12月20日高値112.60円。
・想定レンジ下限
 ドル円の下値めどは、111.29円前後で推移する12カ月移動平均線付近。
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